この記事の内容
毎日の食事
患者さんは入院中、治療の一環のため、病院で作る食事を食べています。一人ひとりに合った食事が提供できるように、栄養士が硬さや大きさなどを確認しています。
慣れた家での食事から、センターでの食事が始まり戸惑うことも多いと思いますが、入院中でも楽しく食べていただけるように、さまざまな工夫をしています。
朝食では、週に2回パン食の日があります。昼、夕食は、子どもが喜ぶカレーライス、スパゲティなどを取り入れ、魚や野菜が苦手な子どもたちが少しでもおいしく食べることができるように、メニューや調理方法をみんなで考えています。
手作りおやつ
毎週水曜日は、手作りおやつを出しています。「おいしい」「水曜日のおやつが楽しみ」などの声を励みに、給食の栄養士が作っています。
子どもが好きなクッキーやケーキなどに、かぼちゃやにんじんを入れるなど、野菜が苦手なお子さんもおいしく食べてもらえるように、工夫をしています。
行事食
入院中は治療のため、病室から出ることができない患者さんもいます。少しでも季節を感じてもらえるように毎月1回、「こどもの日」「七夕」「クリスマス」などに、行事食を提供しています。
毎日の食事と違い、子どもたちが食事のフタを開けたとき、「ワー、かわいい!!」と言って、笑顔で食べてもらえるように、デコレーションを考えています。
「こどもの日」は、「早く元気な笑顔が見たい」という思いをのせて、元気な鯉のぼりを作りました。