病院事務職員は、患者さんと直接接することはあまりありませんが、患者さんとそのご家族が安心して治療を受けられるように、縁の下の力持ちとして病院を支えています。
事務部門は総務、会計、企画・経営の3グループから成っています。それぞれが、センターで働く職員をサポートし、また、病院施設の管理、診療報酬請求などを行っています。その中で、患者さんとそのご家族向けの具体的な取り組みの一部をご紹介します。
1.どんぐりハウスの運営
「どんぐりハウス」は、センター敷地内にある入院患者さんの家族用宿泊施設で、雑木林に囲まれた自然豊かな環境の中にあります(写真1)。主に自宅が遠隔地のご家族にご利用いただいています。
ハウス内には個室が5つ(和室1、洋室4)と共用食堂、キッチン、ランドリー、プレールームなどがあります。利用料金は1室1泊2080円(税込、寝具リース料が別途必要)です。
2.どんぐりポストの設置
より良いセンターをめざすため、患者さんやそのご家族からのご意見・ご要望をいただく「どんぐりポスト」を院内に設置しています(写真2)。皆さんからのご意見等を、院内環境・患者さんのサービス向上のために活用しています。
また、ご意見等には一つひとつ回答し、それを一覧にして1階アトリウムに掲示しています。
3. 売店のご紹介
救急棟1階に売店があります(写真3)。食品や飲料、日用品はもちろん、子ども病院らしく、絵本やおもちゃなども販売しています。
また、売店の隣には自販機があり、おむつやミルク、肌着、マスクなどを24時間販売しています。
4. 家族控室と家族シャワー室
本館の3 階に、いつでも利用可能な家族控室があります(写真4)。共用冷蔵庫や電子レンジなども設置していて、多くのご家族にご利用いただいています。
また、その隣には家族シャワー室も設置しています(利用時間には制限があります)。
5.無料Wi-Fi 接続サービスの提供
本館と救急棟、どんぐりハウスで無料Wi-Fi 接続サービスを利用することができます。本館は時間帯によっては利用制限がありますが、救急棟とどんぐりハウスは24時間利用可能です。